バッファ用バッテリーのテスト
太陽電池をモーターの電源として利用する場合、避けて通れない課題は気まぐれなお天気による起電力の変化をいかに少なくしてモーターに供給するかです。現在Aquarius_2の船体では電気二重層コンデンサを中間に入れて数十秒間は太陽電池の起電力が低下した場合にモーターへ低下した電力を補うことができますが実際の太陽照度の変化は少なくとも数十分間隔で起こる変化のため、このコンデンサでは実用にはなりません。そこで今日は以前から検討していたバッファ用電源としてニッケル水素バッテリーを試してみることにしました。
試してみたのは単3NiMH,2400mAを2本直列に繋いだものです。太陽が顔を出している間は太陽電池から3Vの電圧で充電されるはずです。今回はバッテリー以外には何も接続せず太陽電池からの充電に問題がないかどうか試しただけです。今日のお天気は午前中は概ね太陽が顔を出してくれましたが、午後からは一転して曇りとなり、充電できた時間はおよそ4時間と言ったところです。充電前の電圧はちょうど2.4Vほどでしたが、夕方帰宅後太陽電池に繋いでいたバッテリーをはずして電圧を測定してみると2.75Vありました。少なくともバッテリーへの充電はできているようです。
次回はお天気の良い日を選んで実際にモーターを回転させてバッテリーの消耗度をテストしてみようと思っています。
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