ラズパイ専用カメラモジュールの不具合は別に原因がありました
昨日のラズベリーパイ専用カメラモジュールの記事の中で購入したカメラケースに入れたときにカメラが動かなくなる不具合に関してケースに装着した際のリボンケーブルのきつい曲がりによるコネクタ部の導通不良が原因と結論づけていました。
ところが今日になってこのカメラモジュールのレンズユニットを別のレンズに交換する記事を目にしました。その中でカメラモジュールのレンズユニット部は基板から簡単に外すことができると記しています。それを読んで筆者が購入したカメラモジュールを見てみると画像にある茶色ぽい部分がどうやらレンズユニットと基板を接続するコネクタになっているようです。偶然にもふと横から眺めてみるとどうもこのコネクタ部が浮き上がっているように見えます。そこで上からこの部分を押してみると感触として、はまったような手応えを感じました。これでピンと来たのがここ数日続いていたカメラモジュールの不具合です。不具合の原因がひょとしたらリボンケーブルコネクタの導通不良ではなくこちらのコネクタの導通不良ではないかと思ったのです。そこでもう一度レンズユニットのコネクタ部がしっかりはまっているのを確認した上でカメラケースに装着してみました。ラズベリーパイを起動後、ターミナルからカメラのシャッターを操作してみます。なんと!昨日までケースに収めるとうんともすんとも動かなかったカメラが正常に動作しました。このコネクタ部は軽い力で簡単に外れる構造です。したがってカメラモジュールをケースに装着したり外したりするうちに浮き上がってきたようです。これで再びカメラケースに収めた状態で撮影テストができるようになりました。
今日はこのカメラモジュールと現在筆者が天体撮影で愛用しているオリンパスのXZ-2で画質にどのくらい差があるのか比較してみることにしました。こちらの画像はカメラモジュールで撮影した画像です。室内の蛍光灯の元で撮影しました。ピンホールのような小さなレンズを使っている割には意外に明るく撮影できます。
こちらの画像は同じ位置からXZ-2で撮影した画像です。上の画像と比べてみると発色にかなり違いが出ていますが、ホワイトバランスの設定次第では似たような発色になるのではないかと思います。ただ、ピントおよび画質のレベルはさすがにコンデジに軍配が上がります。それでも昔のバカチョンカメラ的な使い方であれば充分実用になる画質です。
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